こんにちは。


世の中のお困りごとを日夜探し続ける今日ですが、先日

少し変わった業界でのかみそり使用事例を耳にしました。



「ウォーターキイのコルク交換でかみそりを使っている」



初めて聞いたワードになんだそれ?と思いましたが、

かみそりが使わているなら知っておかなければ!!と使命感に駆られた私は

早速”ウォーターキイ”をググってみました。



ウォーターキイとは管楽器などについている、いわゆる「つば抜き」のことでした。

トランペット
ウォーターキイ


1枚目の画像の青丸の箇所に、なにやら部品が付いているのがわかります。

2枚目はそのアップ画像です。画像の中心あたりを軸にして、レバー右側を押すと

左側のフタが開く、という仕組みになっています。


このフタの部分には楽器との密着度を高めるために、コルクが使われています。

曲がった管の中を通って音を出すわけですから、ここから空気が漏れていたりすると

音にも重大な影響がでます。


しかしこのコルク、管の内側を向いているので、演奏すればするほど息に混じる

水分を含み、やがては傷んでいきます。そのためにコルクを交換する作業が必要になり、

これが冒頭の「ウォーターキイのコルク交換」の真相でした。


私は試したことはないのですが、コルクの加工にかみそりは非常に良い働きをしているそうです。

コルクは木片を圧縮し固めたものなので、たしかに切れ味の良い刃物でないとスパッとは

切れないかもしれません。 なるほど!かみそりが適しているというのも頷けます


そういえば、同じように細かいものを圧縮して固めた「発砲スチロール」、

これの加工にもかみそりは適しています。これは私もやったことがありますので自信を持って言えます


気になった方はやってみてください。

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